学ぶということ
今朝(2011-10-11)の倫理法人会モーニングセミナーから、、、。
学ぶという言葉は、真似る、つまり、師匠の真似をするところから始まります。
(学ぶ=まねぶ=まなぶ)
昔は、徒弟制度というものがあり、職人でも芸人でも、師匠の家に住み込んで寝食を共にしていました。
掃除、洗濯、挨拶をはじめ、生き方、考え方、言葉づかいまでそっくりそのままを真似ることから始まりました。
そこで必要なことは、自分を捨てる事です。
「熱かったら焼かれろ!寒かったら凍え死ね!」
これはかつて、神事に仕える方が、修業中、師匠から教わったことだそうですです。
弟子に入るというのは、細かい知識や技術を覚える事ではなく、
あらゆるプライドや、過去の経験による知識などを完璧に捨てることなのです。
自分に新しいエネルギーが欲しい時は、自分の価値観を捨てる事。
コップに新しい水を入れるためには、一旦、中の水をからっぽにすること。
コップに水が入っていると、新しい水は入ってこない。
からっぽにすると新しい水が入ってくる。
そのためには、「清き耳」=素直な耳=素直な心が必要なのです。
清き耳にするためには、掃除をすること。
つまり、汚れて一杯になった心の掃除をすることです。
その汚れを取り払う具体的な方法は、、、、、、?
ひたすら汗をかいて頭が真っ白になるまで、掃除をすることだそうです、
いらない物を捨てるために、、、、。