困った時のおまじない
子供が転んで膝を打ったり、手をすりむいたりした時、母親は、子供を抱っこして、「チチンプイプイ、チチンプイプイ、痛いの痛いの飛んで行け―!」という風におまじないをします。
すると、痛いところがスーッと飛んで行ってしまいます。
大人も、大変ことや、うまくいかないことが起きると、「嫌だー!、困った―!、参った―!」とついつい口に出てしまいますが、そんな時、是非おすすめしたいおまじないがあります。
「嫌だー、、、けど、ありがたい」
「困った―、、、けど、ありがたい」
「参った――、、、けど、ありがたい」
と、困った言葉の後に、「けど、ありがたい」と付け加えるのです。
困ったことや、困難な壁にぶつかった時、それは、自分の壁を超えるチャンス。
嫌なことを受け入れる心の枠を広げるチャンスだったりするわけです。
だから、大変なこと、困ったことは、実は大変ありがたいことにつながるわけです。
目の前に嫌な人がいる時は、この人は、自分の心の枠を大きくしてくれる人、
だからありがたい人なのだと思うことです。
でも簡単に思えないこともあります。
そんな時は、嘘でもいいいんです。
「ありがたい」と言葉にしてしまうと、脳は勝手に勘ちがいをして、
《嫌な人が》➔➔➔《有り難い人》と、いつの間にか変わってしまうのだそうです。
人間の脳は、緻密で繊細ですが実は、ちょっとした言葉のくせや習慣で見事に認識が変わってしまう単純な作りにもなっているようです。
母親がやる、チチンプイプイのおまじないが、どんな薬よりも効くように、、、、。