心のチチンプイプイ
「矛盾に耐えること」・by立川談春
落語家、立川談春師匠は、その著書「あかめだか」の中で次のようにべています。
談志師匠の下で修行中、池の掃除を命じられた時のこと。
泳いでいた金魚をすくい上げた時、
「おい、その魚は何だ?」と師匠に聞かれ、
すかさず
「金魚にございます」と答えました。
すると、
談志師匠は、
「ちがうだろ!それは、あかめだかというんだ!」
と言われ、一発で正しい自分の答えを否定されたのです。
確かに、金魚は金魚であるが、メダカが大きくなって赤くなれば、金魚のように見えなくもない、、、、。
昔、自分が接骨院で修行中に先輩から言われたことを思い出しました。
「師匠が黒と言ったら黒、白と言ったら白、それ以外はない」
つまり、自分の考えにこだわったり、師匠の批評をしていたら、修行にならないということです。
世の中には、自分の思い通りにならないことや、多くの矛盾、理不尽なことがあります。
談春は、それに耐えることと言っていますが、
いちいち気にかけていては、身が持ちません。
もうひとつの選択肢があるように思います。
矛盾や理不尽なことは、
サラリと流してしまうに限ります。
私のオススメのおまじないがあります。
「しょうがない、しょうがない」と何度もつぶやいて、 気持ちの切り替えをするのです。
すると、
矛盾や理不尽なことは、どうでもよくなってしまい、心がリセット出来るのです。
「心のチチンプイプイですね」